女子ゴルフ・佐伯三貴&一ノ瀬優希が引退表明 けがに苦しみ決断
女子ゴルフの佐伯三貴(35)と一ノ瀬優希(31)が18日、それぞれ所属事務所を通じて一戦を退く意向を表明した。前週の伊藤園レディースを最後に引退した29歳の大江香織に続き、ベテラン選手が今季限りでツアーから離れることになった。
通算7勝の佐伯は「2度のけがと手術を経験し、近年では万全の体調で試合に臨むことが難しくなり、決断に至りました」と説明。今後は母校の東北福祉大ゴルフ部で育成に携わるとした。今季賞金ランクは前週終了時で69位。通算3勝の一ノ瀬は同80位で、2勝を挙げた14年以降はけがに苦しんだことを明かし、「選手としての活動に一区切り」との談話を発表した。
ともに21日開幕の大王製紙エリエール・レディース(愛媛)が最後の試合となる見込み。