一線を退く諸見里しのぶ 予選通過ならず「私は幸せ者」と号泣
「女子ゴルフ・エリエールレディース・第2日」(22日、エリエールGC松山=パー72)
賞金女王争いをする鈴木愛がこの日65の好スコアで通算8アンダー、首位と3打差の5位に浮上、申ジエと同スコアで並んだ。渋野日向子は1打差、通算7アンダーの9位と追う展開に。
首位は通算11アンダーのペ・ソンウ、1打差で森田遥、高橋彩華が続いている。
通算4オーバー、80位の佐伯三貴、同11オーバーで91位の諸見里しのぶが予選通過を果たせなかった。2人はいずれもQTに回らず、一線から退くことを表明していた。
最終18番ホールで上田桃子、原江里菜、有村智恵の出迎えを受けた諸見里は「ゴルフ場でこんなに泣いたことはなかった」と号泣。ラウンド中には「やめないで」などの声援も飛び「頑張ってきてよかった。私は幸せ者としか言いようがない」と再び目を潤ませた。
また木戸愛が通算6オーバーの85位、藤本麻子が通算12オーバーの92位で予選落ちとなり、木戸は8年、藤本は9年続けていたシード権の喪失が確定した。