諸見里しのぶ 号泣…佐伯三貴も涙 現役ラス闘で予選落ちも送別に感激
「女子ゴルフ・エリエールレディース・第2日」(22日、エリエールGC松山=パー72)
プロ転向3戦目の古江彩佳(19)=フリー=が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダーの5位につけた。賞金女王争いの鈴木愛、申ジエはともに通算8アンダーの5位、渋野日向子は同7アンダーの9位につけている。木戸愛が通算6オーバーの85位、藤本麻子が通算12オーバーの92位で予選落ちし、木戸は8年、藤本は9年続けていたシード権の喪失が確定した。
QTを受けず、一線から退く意向を示していた諸見里しのぶ(33)=ダイキン工業=と佐伯三貴(35)=大和ハウス工業=の予選通過はならなかった。最終18番で上田桃子、原江里菜、有村智恵の出迎えを受けた諸見里は号泣。「1人じゃここまで来られませんでした。自分は幸せ者としか言いようがない」と声を詰まらせた。また佐伯も原江からの花束に「江里菜が泣いてて、もらい泣きです」と泣き笑いでコースを後にした。