松山英樹 いきなりなんと9たたき 3度も木に当て13位後退「運が悪い」
「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・第2日」(22日、フェニックスCC=パー71)
初日5アンダーで首位と2打差の3位につけていた今季国内ツアー初参戦の松山英樹(27)=LEXUS=が、出だしの1番パー4で9打をたたくなど、4オーバーの75で通算1アンダーの13位に順位を下げた。池田勇太と今平周吾が通算5アンダーで首位に並んだ。
松山がスタートの1番パー4で国内戦自己ワーストタイとなる「9」をたたいてつまずいた。
ドライバーでのティーショットを右の林に打ち込み、第2打のリカバリーショットが木に当たってペナルティーエリアの側溝に。1打罰を受けての第4打が再び木に当たって側溝に落ち、また1打罰。結局、7オン2パットの大たたきで一気にイーブンパーヘ。
「(第1打を含めて)木に3回も当たるなんて運が悪い。最善を尽くしたつもりなんですけど、結果がああなってしまった。木の間と上を通そうとしたんですけど。うまくいかなかった」と悪夢のホールを振り返った。
だが、そこから4バーディー、3ボギーに収め、順位は13位に下げたが、首位まで4打差の1アンダーと優勝圏内に踏みとどまった。「上が伸びなかった。ラッキー。明日はいいプレーをして(トップの)近くに持って行きたい」と気持ちを切り替え、2014年以来5年ぶりの大会制覇を見据えた。