今平周吾「賞金王より3勝目」 今季最終戦へ決意
「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ」(5日開幕、東京よみうりCC=パー70)
国内男子ゴルフの最終戦、日本シリーズJT杯(賞金総額1億3000万円、優勝4000万円)開幕前日の4日、会場となる東京都稲城市の東京よみうりCCで、賞金ランク1位の今平周吾(27)が記者会見した。2年連続キングなら27歳2カ月6日での達成となり、尾崎将司が1974年に記録した27歳10カ月14日を抜いてツアー最年少記録になる。
今平はのどの調子が少し悪いというが、この日のプロアマ戦ではコースの状況をしっかりと把握。「昨年よりグリーンが速い」と警戒した。
賞金王争いは2年連続で2位ショーン・ノリス(南アフリカ)との一騎打ちで、差は1807万円。ノリスが逆転で賞金王になるには優勝しかない。
返り討ちにしたい今平は「どちらかと言えば、賞金王よりも今季3勝目を挙げたい思いの方が強い。ショットの状態はいい」。冷たい風の中でプレーした前週は最終日に7つ伸ばし、上り調子で最終戦を迎えた。「(着込んでのプレーは)もう慣れました」と不安はなさそうだ。