今平周吾2年連続MVP「素直にうれしい」 マスターズ「自信持って行ける」
男子ゴルフの2019年度ジャパンゴルフツアー表彰式が9日、都内のホテルで行われ、2年連続賞金王の今平周吾(27)=フリー=が最優秀選手賞(2年連続2回目)をはじめ4冠に輝いた。最多3勝をマークした石川遼はバーディー率賞など2冠。アマチュアでVISA太平洋マスターズを制した金谷拓実(東北福祉大3年)が特別賞(初)を受賞した。
主要タイトルを独占した。今平が最優秀選手賞をはじめ4部門で受賞し「今年は2勝できて2年連続賞金王にもなれた。素直にうれしいです」と喜んだ。中でもメルセデス・ベンツトータルポイント賞は副賞が同社高級車で「両親にあげようかなと思ってます」とバラ色プランを明かした。
この日発表された世界ランキングは2つ上がって32位。年末時点で同50位までに与えられるマスターズ出場権はほぼ間違いなく手に入る状況で「(初出場の)今年は特別推薦での出場だったけど、来年は自力。自信を持って行ける」と喜んだ。
来年の目標は今年を上回る年間3勝、3年連続賞金王、そしてマスターズを皮切りに海外メジャー全4大会すべてでの予選通過。そのために課題としている飛距離アップへの取り組みを今オフも継続する考え。「スイング改造は目先じゃなく来年、再来年を見てのこと。今なら海外で通用するんじゃないかと思う」。2020年は1月のソニーオープン(米ハワイ)からスタートする。