松山満足の12位「悪くない」 7度目出場で自己最高フィニッシュ
「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・最終日」(12日、ワイアラエCC=パー70)
30位で出た松山英樹(27)=LEXUS=は1イーグル、4バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算6アンダーで12位。キャメロン・スミス(豪州)がプレーオフを制してツアー通算2勝目、個人戦では初勝利を挙げた。
7度目出場の大会で自己最高の12位。66で回った松山は「初日の出遅れからよく盛り返した。相性の良くない大会で悪くないフィニッシュができた」と満足げだった。
要所でパットが決まった。出だしの10番で3メートルのチャンスを生かすと、見せ場はパー5の18番。残り228ヤードの2打目を8番アイアンでグリーンに乗せ、2メートル強のイーグルパットを沈めると笑みがこぼれた。
「ショットだけで言うとだいぶ良かった。少し底上げできれば優勝争いはできる。最終日は一番いいパットができた」と手応えをつかんだ様子。次は19年3位だったファーマーズインシュアランス・オープン(23日開幕・米カリフォルニア州)に出場する。「いい感覚を崩さないようにいきたい」と自らへの期待が言葉ににじんだ。