松山英樹9位に後退…首位と6打差 1メートル半3度外す「気持ちばかり先に」
「米男子ゴルフ・メキシコ選手権・第3日」(22日、チャプルテペックGC=パー71)
松山英樹(27)=LEXUS=は5バーディー、5ボギーの71と伸ばせず通算9アンダーで4位から9位に後退した。首位とは6打差。70だった今平周吾は通算1オーバーで41位、73の石川遼は12オーバーで70位。65と伸ばしたジャスティン・トーマス(米国)が15アンダーでトップに立った。
松山は入らないパットに何度もため息をついた。1番で2メートルのバーディーパットがカップをかすめた。2番はドライバーショットが右の林に入ってロストボール。4、5番で取り戻したものの、中盤の3ホールで1メートル半のパーパットを決められず「絶対にしてはいけないミスをしてしまった」と悔やんだ。
最終組の一つ前でJ・トーマス(米国)、マキロイ(英国)ら実力者と同組。「スコアを伸ばしたい、伸ばしたいという気持ちばかりが先に行っていた」と、気負いが手元を狂わせた。6打差を追う最終日へ「61が出せないわけじゃない。そこを目指して頑張りたい」と気持ちを奮い立たせた。