松山英樹が新型コロナを心配 五輪「やっていいのか分からない」
米男子ゴルフのアーノルド・パーマー招待に出場する松山英樹(28)=LEXUS=が4日、フロリダ州オーランドのベイヒル・クラブでプロアマ戦に出場し、5日の開幕に備えた。日本女子ツアーの序盤戦が中止されるなどの影響が出ている新型コロナウイルスの問題について「毎日ニュースを見ている。仕方ないが、五輪選出がかかる女子の選手は歯がゆい気持ちだろう」と心配した。
話は東京五輪開催の可否にも及んでおり「人が集まれば感染する。やっていいのか悪いのか、分からない」と素直に語った。
4月のマスターズ・トーナメントについては、主催者が4日に「予定通り開催」と発表。ただ、トランプ米大統領は日本を入国規制の対象に加える可能性に言及している。日本の関係者の海外遠征は不安定な状況で、松山は「まずは自分がかからないように。いいプレーをして(ファンの)励みになれば」と気を引き締めた。
前週は試合に出ずに調子の維持に努めたが、風邪をひいて3日は完全休養。「起きたらすっかり治っていた」とこの日は明るい表情だったが、再調整に力を注いだ。