米男子ゴルフ マキロイ、ファウラーら支援で対戦「スポーツ再開最初のイベントに」
男子ゴルフの世界ランキング1位ロリー・マキロイ(英国)、リッキー・ファウラー(米国)=(ともに共同)=らトップ選手4人が17日に新型コロナの対策支援のため、米フロリダ州でチャリティーマッチを行うことが4日、発表された。支援金を集めるとともに、ゴルフが他者との間隔を空けるソーシャルディスタンス(社会的距離)を守って安全にプレーできる競技であることをアピールする狙いもある。
マキロイは元1位のダスティン・ジョンソン(米国)、ファウラーは若手の旗手マシュー・ウルフ(米国)と組み、スポンサーである米大手医療保険グループからの賞金300万ドル(3億1800万円)を受けてスキンズマッチ(1ホールごとに勝った方が懸け金を奪い合う方式)で戦う。マキロイ組は米看護師財団、ファウラー組は米疾病対策センター(CDC)財団に獲得全額を託す。無観客だがテレビ中継され、視聴者からの支援金も呼び掛ける。
マキロイは「選手は別々のカートで移動し、2メートルの距離をきっちりとる。そうすれば、ゴルフが楽しめることを示したい」と意義を説明。ファウラーも「世界中の人々がスポーツを求めている。この試合がスポーツ再開最初のイベントになるだろう。興奮している」とコメントした。