渋野日向子「今は我慢をする時」 30回目の記念大会も…宮里藍サントリー中止に

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は8日、新型コロナウイルス感染の影響を受け、ツアー第15戦の宮里藍サントリー・レディース(6月11~14日、兵庫県神戸市)と、第18戦の資生堂アネッサ・レディース(7月2~5日、神奈川県横浜市)を中止すると発表した。

 今季の“目玉大会”がまた一つ、中止となった。宮里藍サントリーは今回が30回目の記念大会で、優勝者ら5選手にメジャー大会、AIG全英女子オープンの出場資格が付与されることになっていた。また、今年2月にサントリーと所属契約を結んだ渋野日向子(21)が初めてホステスプロとして臨む大会で、大会アンバサダーの宮里藍さん(34)との競演にも注目が集まっていた。

 渋野は主催者を通じて「サントリー所属プロとして初めて臨む大会が中止になったことはとても残念ですが、皆様と笑顔で会えるように今は我慢をする時だと感じています」とコメント。「今は私にできることをしっかりとして、開催に向けて調整を続けていきます。1日でも早く皆様に会えることを楽しみにしております」とした。

 宮里さんは大会中止について「非常に複雑な気持ち」としつつ、「まずはこの状況を皆様と共に乗り越え、スポーツの素晴らしさを改めて共有できるときには、皆様に心から楽しんで頂けるよう準備していきたい」とメッセージを送った。

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