女子ゴルフ・今年と来年で1シーズンに 既に18試合中止…異例の決定
日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は25日、オンライン記者会見を開き、既に18試合が中止になった今季2020年と来季21年を1シーズンに統合すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、異例の決定となった。
今回の開催方式見直しでは、21年の出場資格は19年の成績に基づいて付与する。20年のシードを保持する選手は21年も出場が可能となるが、今季出場が保証されていた試合数が日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、ツアー選手権リコー杯を除く34試合のため、20-21年シーズンで開催試合数が34試合を終了した時点でリシャッフルし、その時点の賞金ランキングで出場資格を見直す。
小林会長は「今季開催できる試合数が当初の予定試合数(37試合)の半数を下回った場合、賞金ランキングなどが選手の総合的な実力を反映したものにならず、それをベースに翌年のシードを付与することが適切ではないと判断した」と説明した。