しぶこ手応え!スイング進化「ニュースタイルです」

 「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第1日」(25日、カメリアヒルズCC=パー72)

 待ちに待った2020-21年女子ツアーがようやく開幕した。注目の渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72で59位と出遅れた。5番でボールマーカーを元に戻さなかった規則違反で科された2罰打が重かった。

 この日は意に反して規則違反ばかりが注目を浴びた渋野だが、ゴルフ自体ではオフに取り組んできたことが実を結び始めていた。

 まず苦手としていた短いアプローチの向上は、昨年まで58度のウエッジ1本で対応してきたが、この日は6、7、10番で少しロフトが立った52度を使用し、2ホールで“寄せワン”を奪うなど引き出しが増えた。

 スイング改造は19年までは広いスタンスで体重移動を使っていたが、それをスタンスを狭めて体の回転で打つ形へと変えた。この日は雨でランが期待できなかったが、明らかに力強くシャープな振りになっていた。

 パッティングスタイルも変わった。スタンスが狭くなり、素振りはしなくなった。「ニュースタイルです、素振りをしないのはただ早くプレーしたいだけ。違和感はまったくない」と手ごたえを口にした。

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