渋野が予選落ち【一問一答】「ダメダメ」ポジティブ面も「見つけられなかった」
「女子ゴルフ・アース・モンダミンカップ・第2日」(26日、カメリアヒルズCC=パー72)
初日をイーブンパーの59位タイで出た渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74でまわり、通算2オーバーで予選落ちとなった。会見では「このオフにやってきたことがすべて意味のないことだったのかなと思うぐらいの内容でした」、「全体的にダメダメでした」と悔しさを隠さなかった。以下、ウェブ会見の一問一答の抜粋・要旨。
-ラウンドを終えて。
「アプローチでチップインもしたのもあったんですけど、そのアプローチで何度もボギーを打ってしまったり。ピンに絡むこともなかったり、フェアウエーキープもなかなか良くなかったり。全体的にダメダメでした」
-今日は風が強い状況だった。
「去年も最終日に風が強いのを経験していたりしていたので、何とか最初の方は頑張っていた中でパー5(の14番)でダブルボギーを打ってしまってから、そっからちょっとおかしくなったかなと」
-精神的には。
「精神的なところは、14番でダブルボギーを打ってから15番、17番で取り返したところで、パー5で4つ落としている(4ホールあるうち、ダブルボギー1回、ボギー2回、パー1回)のが、かなり個人的にはメンタルがきているかなと」
-アプローチが寄り切らない。
「練習をたくさんしていても、試合でできなきゃ意味が無いよなというのがすごい痛感したので。本当に死ぬほど練習しないといけないんだなとは思いました」
-試合と練習の違いを感じるか。
「本当に練習だったりラウンドもしてきたので、試合は無観客ではあったので、練習ラウンドのような感じでできるかなと思ったんですけど、試合が思うように体が動かないっていうのは、試合でしかならないような感じなので、本当に試合をやっていないと、にぶっちゃうなっていうのは思いました」
-いいプレーが出るといつもなら歓声がある。
「バーディーとった時はうれしかったので、キャディーさんとわかちあって、(自身の気持ちとして)わいたんですけど。自分のエネルギーになるんだなとあらためて思いました」
-オフにやってきたことが意味のない1日との話だったが、もう少しこうしたらうまくいくなとかポジティブな面は。
「ポジティブな面…。うーん。今日はなかなか見つけられなかったです」
-パー5で崩れたのが悔しいと。
「今日一番悔しいのはそこですかね」
-昨日の2打がなければと思ってしまう。
「いや…今日の方が悔しいです。今日の方がもっと何とかできたんじゃないかと思いますし、昨日の2打よりもったいないのが今日の方がたくさんあったと思います」
-コロナ対策について。プレーに影響しますか。
「いや、まあやって当たり前だと思っていたので、今まではクラブをとってもらったり、ボールをふいてもらうのをキャディーさんにしてもらっていたので、今回は、自分でなるべくするようにしていたんですけど。それがプレーには特には何もなかったかなと思います」
-ギャラリーがいることで集中できるタイプに見える。
「それは思いますね。力になるし、アドレナリンも出ると思いますし」