渋野日向子は1打差で予選落ち、前日の2打罰より「今日の方が悔しいです」
「女子ゴルフ・アース・モンダミンカップ・第2日」(26日、カメリアヒルズCC=パー72)
初日をイーブンパーの59位タイで出た渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で通算2オーバーの71位タイ。予選通過ラインに1打届かず、今季初戦は予選落ちとなった。トップはこの日7バーディー、2ボギーの67でまわった田中瑞希(21)=フリー=で通算9アンダー、3打差の2位に鈴木愛(26)=セールスフォース=ら3人。
渋野は4つあるロングホールでダブルボギー1つ、ボギー2つ、パー1つと4打落としたのが響いた。また、結果として初日にマーカーを動かした後、元の位置に戻さず打ってしまったことによる「2打罰」が響いた形となった。
ただ渋野は「いや…今日の方が悔しいです。今日の方がもっと何とかできたんじゃないかと思いますし、昨日の2打より“もったいない”のが今日の方がたくさんあったと思います」と振り返った。
ラウンド中に吹き続けていた強風に対しても「風の吹いている方向は分かっているので、全部、自分のミスですね」とさばさばと語った。
体のひねりを意識した新スイングや、アプローチの強化、体のトレーニングまで、長くなったオフに様々な改良点を模索したが、今季初戦では結果につながらなかった。「練習をたくさんしていても、試合でできなきゃ意味がないよなというのがすごい痛感したので。本当に死ぬほど練習しないといけないんだなっていうのは思いました」と悔しさをにじませた。