若林舞衣子「やり切った」産休明けで2位 愛息が力の源、復活へ第一歩踏み出す

 「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・最終日」(16日、軽井沢72G北C=パー72)

 昨春長男を出産した若林舞衣子(32)=ヨネックス=が、ツアー復帰2戦目で優勝争いを盛り上げた。1番から3連続バーディー。4番でボギーをたたいたが、その後も6つのバーディーを奪った。ホールアウト時点では首位の笹生と1打差。通算12アンダーの2位に終わったが晴れやかな表情を浮かべた。

 「今日の課題は自分のプレーに集中すること。ショットもパットも良くて、やり切ったと感じている」

 18年8月のニトリレディースを最後に、産休制度を申請して休養。復帰初戦、6月のアース・モンダミン・カップは38位だった。

 試合出場時は長男を姉に預けている。「毎日、姉から動画や写真を送ってもらっている。言葉はしゃべれないが、私が勝手に元気をもらっている」と愛息の存在が力の源になっている。「(長男が)自分のことを分かるようになるまでは頑張りたい」。ベテランが復活への第一歩を踏み出した。

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