松山英樹 58位で決勝R滑り込み「スイングの差が大きい」 きっかけつかめば復調も
「米男子ゴルフ・ノーザントラスト・第2日」(21日、TPCボストン=パー71)
松山英樹(28)=LEXUS=は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算3アンダーの58位で予選通過した。首位と12打差。60のダスティン・ジョンソン(米国)が通算15アンダーで単独首位。59をマークしたスコッティ・シェフラー(米国)ら2人が2打差の2位。タイガー・ウッズ(米国)は71と伸ばせず、松山と同じ通算3アンダーで決勝ラウンドへ進んだ。
松山は、またも薄氷の決勝進出となった。プレーを終えた時点ではカットライン上だったが、なんとか予選通過。翌週のプレーオフシリーズ第2戦をポイントランクで優位に迎えるためにも、第3Rからも気を抜けない。
開始の10番で、アイアンでの第1打を左のペナルティーエリアに打ち込んだ。12番でもフェアウエーからの第2打を右の林に打ち込むなど、ショットが不調でボギーが先行。後半のアウトでも2番パー5で2オンに成功しながら20メートルを3パットしてバーディーを逃すなど、ちぐはぐなプレーが続いた。
「いいスイングと悪いスイングの差が大きい」と話し、今後はクラブセッティングを変えることも示唆した。ただ、表情に暗さはなく、きっかけをつかめば復調できそうな雰囲気を漂わせた。