渋野日向子 3戦連続予選落ち…「悔しすぎる」週明けから約2カ月の米国遠征へ
「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・第2日」(21日、ロイヤルトルーンGC=パー71)
71位から出た前年覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78で通算12オーバー、105位で予選落ち。渋野は週明けから約2カ月の米国遠征に出る。日本勢は野村敏京が通算2オーバーの首位と3打差9位、上田桃子は52位、畑岡奈紗は64位で決勝ラウンドに進出した。ダニエラ・ホルムクビスト(スウェーデン)が1アンダーでトップに立った。
渋野はカットラインに3打及ばず、連覇への戦いは2日間で幕を閉じた。これで6月の国内開幕戦から日米ツアーで3戦連続の予選落ちとなった。
浮上のカギは第2ラウンド終了後に「何かを怖がっているのか、試合になると振り切れない」と話していたアイアンショットの調子を取り戻せるかどうか。フェアウエーキープ率は全体12位の75%をマークしていただけに、50%と低調だったパーオン率を上げることができれば上位に食い込めるはずだ。
今後は米国に移動し、9月10日開幕のメジャー2戦目、ANAインスピレーション(カリフォルニア州)出場に備える。そのまま米国に滞在し、10月まで米ツアーを転戦する予定。「悔しすぎる。本当にくよくよしてられない。もっと練習しないと」と前を向く渋野が単身、武者修行へと旅立つ。