松山英樹29位 最終戦7年連続進出へ危機感「頑張らないと」
「米男子ゴルフ・ノーザントラスト・最終日」(23日、TPCボストン=パー71)
松山英樹(28)=LEXUS=は70で回り、通算10アンダーで29位。ポイントランクは大会前と同じ18位のままで次週のシリーズ第2戦に進んだ。ダスティン・ジョンソン(米国)が63でプレーし、驚異の通算30アンダーをマーク。2位に11打差をつけて今季2勝目、ツアー通算22勝目を飾った。30アンダーは1950年以降、2番目の好記録。ポイントランクで1位に躍り出た。
松山はもどかしさを隠せなかった。「ショットは一時期の悪いときよりよくなっているが…。早く優勝争いできる位置でプレーしたい」。前日は6バーディー、ノーボギーだったが、最終日は4バーディー、3ボギー。好不調の波が激しい現状を浮き彫りにした。
1番からつまずいた。グリーン右横からパターで3打かかってボギー。中盤は持ち直したが、18番では1メートルを決めきれなかった。「いい感じで構えられたところではいいパッティングができているが、そうでないときにミスが続いている」
全3戦のプレーオフシリーズ初戦を終えて、ポイントランクは大会前の18位のまま。30位までが出られる最終戦に松山が7年連続で進出するには、次戦で70人中30位以内が必要。帰り際に「しっかり頑張らないと危ない」と危機感を表した。