“女タイガー”笹生優花が単独トップ「日々勉強みたいな感じで」 宿舎ではアニメ鑑賞
「女子ゴルフ・ニトリレディース・第2日」(28日、小樽GC=パー72)
2000年度生まれの“ミレニアム世代”で、14位から出たアマチュアの小倉彩愛(19)=岡山操山高卒=が3バーディー、ボギーなしの3アンダー69で回り、通算5アンダー4位へ浮上した。2試合連続優勝を目指す01年度生まれで“新世紀世代”のルーキー笹生優花が69をマークし、通算8アンダーで単独首位に浮上。1998年度生まれで“黄金世代”の吉本ひかるが通算7アンダー2位へ上がってきた。
“女タイガー”の異名を取る笹生が2日目にして単独トップの座に就いた。ケタ違いの飛距離を生かし、3バーディー、ボギーなしの69をマーク。「今日はティーショットが安定していたし、セカンドもグリーンに乗ってくれたのがよかった。ピンチはなかったです」と静かな口調で振り返った。
コースでの戦いが終われば、宿舎では自然体で英気を養っている。前夜は北海道名物海鮮なべに舌鼓を打ち、部屋では今はまっている人気アニメ「メジャー」や「黒子のバスケ」を楽しんでいる。
2大会連続Vへ残り36ホールとなったが「(単独トップは)うれしいけど意識はしていない。4日間は長いので、急がす、日々勉強みたいな感じでやりたい」と足元を見据えた。