今平周吾「早く試合勘つかみたい」全米プロ断念も全米OPには出場予定
「男子ゴルフ・フジサンケイクラシック」(3日開幕、富士桜CC=パー71)
新型コロナウイルス感染拡大のため試合の中止・延期が続いていた国内男子ゴルフが3日、フジサンケイ・クラシック(山梨・富士桜CC)で再開する。1月中旬のシンガポールオープン(アジアツアー共催)以来の大会で、国内戦はようやく“開幕”となる。前日の2日、大会2勝の石川遼(28)=CASIO=と、2年連続賞金王の今平周吾(27)=フリー=が記者会見した。
2年連続賞金王の今平は、帰国後の隔離期間を避けるために全米プロ行きを断念したが、全米OPには出場予定。その前の国内戦とあって、「トレーニングやスイングの矯正はしてきた。早く試合勘をつかみたい」と目的意識は高い。会場コースは富士山麓の標高1000メートルにあり、通常よりボールが飛びやすい。「アドレナリンが出たらどうなるか」と警戒した。