女タイガー・笹生優花、連日ボギーも“笹生節”「18番が苦手?いや特にないです」

 「女子ゴルフ・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯・第2日」(11日、JFE瀬戸内海GC=パー72)

 イーブンパー54位から出たツアー初出場のルーキー、渋沢莉絵留(19)=フリー=が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と2打差の通算6アンダー2位で予選を通過した。首位は通算8アンダーのペ・ヒギョン(韓国)で、渋沢と並ぶ2位に3勝目を狙う笹生優花(19)=ICTSI=ら5人。1オーバー53位タイまでの68人が決勝ラウンドに進み、鈴木愛は3オーバー77位で予選落ちした。

 “女タイガー”にとっては不満の残る内容だった。笹生は4番からの3連続を含む4バーディーを奪ったが、18番パー5で3パットのボギー。前日もスコアを落とした“鬼門”をクリアできず「18番が苦手?いや特にないです。3パットしただけですね」と努めて平静を装った。

 あえて感情の起伏を表に出さないようにしているのか、会見ではクールなコメントを連発した。「今日を振り返って?まあまあですね」、「今日のゴルフの点数?どうやって点数をつけていいのか分からない。自分では決められない」と“笹生節”全開。決勝ラウンドに向けては「特にない。明日も今日と同じように楽しんで自分らしく頑張りたい」とマイペースを強調した。

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