渋野、初の予選通過「うれしいけど、それよりも上がりの情けなさに腹が立っている」
「米女子ゴルフ・ANAインスピレーション・第2日」(11日、ミッションヒルズCC=パー72)
19位で出た渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75、通算1オーバー、52位に後退した。ただ、今季出場4試合目で初となる予選通過を果たした。
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-きょうのゴルフを振り返って。
「前半のパー5で二つバーディーを取れたことはすごく良かったし、アンダーで折り返せたのはうれしかった。その中で、後半に(バーディーを)一個も取れず(スコアを)四つ落としてしまったので、自分に対して腹が立つ」
-11番パー5でチャンスを逃したのが響いたか。
「(バーディーパットは)2メートルぐらいのほぼ真っすぐ(なライン)だったんですけど、若干引っかけたのか(カップの)横を抜けてしまった。あそこからちょっと気持ちが…切れたわけではないんですけど、あれを外したのはショックでしたね」
-18番で池に落とした3打目の状況はどうだったのか。
「(3打目で)自分の好きな距離、80ヤードぐらいを残そうと思ったけど、(2打目が)思ったよりラフの影響がなかったのか転がっていってしまった。(ボールが)深いラフに沈んだ状態で、頑張って振ろうと思って打ったけど、やっぱりかなり(ラフに負けて力が)持っていかれた。ダフったわけではないけど飛ばなかった」
-それでも予選は通過した。
「やっと今季初予選通過。すごいうれしいんですけど、やっぱりそれよりも上がりの自分の情けなさにすごい腹が立っている。あと2日また挑戦できるのはすごいうれしいので、後半の(落とした)四つを2日間で取り返せるように頑張りたい」
-きょうは何かを食べていた。
「トマトを10番のお昼ご飯で食べて、後はお菓子をチョロチョロ。じゃがりことかコンペイトーとか、アメも食べたかな。ちょこちょこ気分転換に食べていた」
-明日は。
「お菓子?じゃないか。ゴルフはあと2日ともにアンダーで回れるように、こんなポンコツなゴルフをしないように頑張りたい」