畑岡奈紗が7位 18年全米女子プロ以来メジャートップ10入り「自信になる」
「米女子ゴルフ・ANAインスピレーション・最終日」(13日、ミッションヒルズCC=パー72)
21位で出た渋野日向子(21)=サントリーは1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78と崩れ、通算2オーバーの51位で4日間の戦いを終えた。畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は69と伸ばし通算9アンダーの7位に入った。河本結は77で7オーバー69位。29歳の李ミリム(韓国)が67をマークし、通算15アンダーで並んだブルック・ヘンダーソン(カナダ)、ネリー・コルダ(米国)をプレーオフで退けた。初のメジャー優勝でツアー4勝目。
実力と意地を示す最終18番パー5だった。畑岡は1打目を300ヤード近く先のフェアウエーまで運ぶと、残り約200ヤードを5番アイアンでピン奥8メートルに2オン。イーグルパットはカップの手前に止まったが、圧巻のバーディーで締めくくった。
メジャーでのトップ10はプレーオフで敗れて2位となった18年全米女子プロ以来。昨年は3度予選落ちするなど、最近はメジャーで好成績を残せていなかっただけに「今週のプレーは自信になる」と大きくうなずいた。
最終日の平均飛距離308ヤードは上位選手トップで、フェアウエーを外したのは1ホールだけ。ツアー休止期間に努めた筋力強化の成果を発揮した。次戦に向け「優勝目指して頑張りたい」と、自信たっぷりに言い切った。