「全米OP」17日開幕 ウッズも警戒!難コース…難度「ここが1番か2番目」
「男子ゴルフ・全米オープン選手権」(17日開幕、ウイングドフットGC=パー70)
男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権が開幕する。15日は松山英樹(28)=LEXUS=ら出場選手が、難コースで知られるウイングドフットGC(パー70)で調整した。
狭いフェアウエー、やっかいなラフ、起伏に富むグリーン…。経験したタフなコースを問われたメジャー15勝のタイガー・ウッズ(米国)は、米国のオークモントCC、英国のカーヌスティ・リンクスを加えた三つを挙げ「(難度は)ここが1番か2番目。歴史的に優勝スコアが少なかったことはないし、今週も同じだろう」と警戒した。
全米オープンは同コースで過去5度開催され、優勝スコアは1984年大会以外はオーバーパー。荒れに荒れた74年は7オーバーで「ウイングドフットの大虐殺」と称された。直近の2006年は5オーバーで、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)が優勝。ウッズは予選落ちだった。
昨年大会覇者ゲーリー・ウッドランド(米国)は練習中にキャディーが投げたボールを見失い、発見に5分かかったといい「係員がいなければ練習ラウンドは10時間かかるだろう」とあきれ気味だ。