「最強アズマ軍団」東浩子が首位浮上 ベストスコア「すごく簡単でした」
「女子ゴルフ・デサントレディース東海クラシック・第2日」(19日、新南愛知CC美浜C=パー72)
10位から出た東浩子(28)=加賀電子=が7バーディー、ノーボギーのベストスコア65で回り、古江彩佳とともに通算11アンダー首位に立った。1992年生まれを中心とする「最強アズマ軍団」のキャプテン。プロ9年目で自身6度目となる最終日最終組で、悲願の初Vを目指す。
2日間でボギーは初日9番の1つだけ。この日は出だしの1番から2メートル半のチャンスをものにし、8、9番の連続バーディー。7つスコアを伸ばした東は「昨日から自分が(バーディーを)取りたい1ピンの距離が入ってくれてる。だからすごく簡単でした」とニコニコ顔だ。
ショットには自信がある。2年間守ったシードを落とした昨季も、フェアウエーキープ率はツアー11位で、パーオン率も19位。平均パット数は87位と苦戦していたが、この日は26パットでおさめた。
成田美寿々や福田真未、青木瀬令奈、イ・ミニョンら“ほぼ1992年度生まれ”で構成される「最強アズマ軍団」のキャプテンを任されている。「(メンバーは)みんなクセがあると思うけど、私が一番強いんだそうで。黄金世代とかが出てきた頃、私たちもジャンボ軍団みたいな名前を付けようってことになって…」
月イチ程度の食事会では、いつも東が話題の中心「というか、いじられ役」だとか。17年日本女子プロ選手権3位が自己ベストフィニッシュ。今度こそ自身の壁を打ち破る。