寺西明が日本一 ツアー通算4勝目、感慨メジャーV「素直にうれしい」
「男子ゴルフ・日本シニアオープン選手権・最終日」(20日、鳴尾GC=パー70)
初日から首位の寺西明(54)=安原HD=が69で回って通算5アンダーで大会初優勝、賞金1200万円を獲得した。シニアツアー通算4勝目。5打差2位は岡茂洋雄。さらに1打差3位は川岸良兼。連覇を狙った谷口徹は15位に終わった。
寺西がただ1人アンダーパーのスコアで優勝。「素直にうれしいのひと言。プロになった以上、1度でもメジャーのタイトルを取りたかった」と喜びを口にした。30歳の時に仕事のつきあいでゴルフを始め、関西アマなどで優勝。15年にシニアツアー出場を目指し、49歳でプロテストを受けて合格した異色の経歴を持つ。シニア日本一になったが、それでも「次の目標に向かってスタートしたい」と貪欲だった。