渋野日向子24位も「一番手応え」ショットの不安減り伸び伸びプレイ
「米女子ゴルフ・ポートランド・クラシック・最終日」(20日、コロンビアエッジウオーターCC=パー72)
渋野日向子(21)=サントリー=は4バーディー、1ダブルボギーの70で回り、通算6アンダーで24位に終わった。優勝は通算12アンダーにしたジョージア・ホール(英国)。
24位でも、渋野にとっては収穫の多い大会になった。3番は50センチのボギーパットを「お先に」と打ったが、カップに蹴られダブルボギー。後半9ホールで6打落とした前週の最終日がちらついたが、すぐに落ち着きを取り戻した。
残り15ホールはボギーなしの3バーディー。「米国で2試合、海外で合計4試合戦って一番手応えがありました」と口にした。
前日同様「チャー・シュー・メーン」と頭の中で唱えながらスイングしたが、長期遠征の疲れからか「体が言うことを聞かなかった。昨日ほどの効果はなかった」。それでも立て直せたのは、試合ごとに積み重ねてきた経験だ。「ショットに対する不安要素が減ってきているからこそ、伸び伸びできた」
次週は試合がなく、2週後から今遠征のラスト2試合を迎える。最後はメジャーの全米女子プロだ。「レベルアップできているなと感じている。右肩上がりにいけるように頑張ります!アメリカ、向いているのかな」。笑顔の大きさも右肩上がりだ。