「女子ゴルフ・日本女子オープン・第２日」（２日、ザ・クラシックＧＣ＝パー７２）

　笹生優花（１９）＝ＩＣＴＳＩ＝が、桁違いのパワーを見せつけた。

　１ボギー、１バーディーのイーブン、通算１オーバーで迎えた終盤の８番パー５、５３６ヤードで、ティーショットをフェアウエーに置くと、残り２５５ヤード「フォローだったし、狙えるのに狙わない、というのはないですね」と３番ウッドを手にして、これまたナイスショット。ピン上５メートルにつけて、今季４個目となるイーグルだ。

　まさに文句なしのイーグルだが、笹生は「取れているというのは、いいことかな」と浮かれることはない。

　ドライバー、スプーンなどの飛距離は「気分によって変わりますね」と、打つ際の、イメージの良しあしが重要という笹生。特に、風など状況をうまく把握できた時は、狙った飛距離が出るという。

　「風を信じれば、思ったようにいく」と決勝ラウンド、コースのすべてを読み切って、上を追いかけていく。