畑岡奈紗が首位浮上 ほぼ完璧内容も本人は納得せず「ちょっと安定していない」
「米女子ゴルフ・ショップライト・クラシック・第2日」(2日、シービュー・ベイコース=パー71)
3位から出た畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=が67で回って4つ伸ばし、通算11アンダーで首位を奪った。2位とは1打差。
フェアウエーを外したのが2度で、パーオンできなかったのが1度。ほぼ完璧なショット内容かと思われたが、畑岡は全く納得していなかった。「昨日に比べてよくなかった。左右のブレが大きくて攻め切れなかった」と反省を口にした。
1、4、5番でアイアンショットがピンに絡み、前半で3バーディー。不満は2つのパー5をいずれもパーにしたところ。どちらも第2打の残り距離が中途半端で、クラブ選択を迷った末に乗せられず、3打目も寄せ切れなかった。
これが尾を引いたのか、後半は15番まで停滞。16、18番をバーディーにしたが「安定して同じリズムや同じ振り幅で振れたりとかが、ちょっと安定していない」と振り返った。
より完璧を求めるのは次週に全米女子プロ選手権を控えているから。「今週、試合の中でやりたいことができれば、すごく自信を持って来週に向かえると思う」。今大会で米ツアー4勝目を挙げれば、悲願のメジャー制覇へ最高の弾みになる。