小祝さくら「大変な一日」 5番で痛恨のダブルボギー
「女子ゴルフ・日本女子オープン・第3日」(3日、ザ・クラシックGC=パー72)
首位と3打差の2位からスタートした原英莉花(21)=日本通運=が7通算12アンダーの首位で最終日を迎える。トップスタートの小祝さくら(22)=ニトリ=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73、通算8アンダーの2位に後退。
トレードマークの笑顔が曇るシーンが何度も訪れた。首位発進の小祝は1番こそバーディーを奪ったが4番パー3のティーショットを左に曲げてボギーとしたところで「流れが悪い」と感じ始めた。
5番ではティーショットが左のバンカーに入り「空振りしそうな状況」で2打目は30ヤードほどしか進まず。その後2メートル、真っすぐのボギーパットを沈められずにダブルボギーとし、原の逆転を許した。
「大変な一日でした。2サムなのに、すごく長く感じました」と小祝。「そこだけはダメ、というところにボールが行ってしまい」とストレスの多いラウンドになったが、18番で攻めの姿勢を取り戻す。ピン上まで攻めて、カラーから58度でチップインバーディーフィニッシュ。最終日は「チャンスは、なくはない」と切り替えて逆転Vを狙う。