小祝さくら 2位「悔しい」連発
「女子ゴルフ・日本女子オープン・最終日」(4日、ザ・クラシックGC=パー72)
1998年度生まれの黄金世代、原英莉花(21)=日本通運=が68と伸ばし、通算16アンダーで国内四大大会初優勝を飾った。同世代の小祝さくら(22)=ニトリ=は通算12アンダーで2位。
追っても追っても、届かなかった。小祝は「悔しい気持ちが強いですね」と唇をかんだ。2番でボギーが先行。4打差でのスタートに「前半で2打差までいけたらいいな」というプランが、序盤で崩れてしまった。
ただ、3番では2打目を30センチ、11番は40センチとアイアンショットの切れ味は抜群。終わってみれば原と同じ68というナイスプレー。それだけに、「きのうのプレーが大きかった」と、73をたたいて原に逆転を許した第3ラウンドを悔やんだ。
試合を離れれば「一緒に釣りに行ったり」とプライベートを共にする、黄金世代の中でも仲良しの原。それでも「悔しい」を繰り返した。近い将来のメジャータイトルへ「まだまだ。練習しないと」と気持ちを次に向けた。