渋野日向子、スーパーイーグル締め!27位も最後は笑顔 次戦全米は「攻めの気持ち」
「米女子ゴルフ・ショップライト・クラシック・最終日」(4日、シービュー・ベイコース=パー71)
3打差4位から米ツアー4勝目を狙った畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は6バーディー、4ボギーの69と伸ばし切れず通算14アンダー、4位で終えた。渋野日向子(21)=サントリー=は69で6アンダーの27位。首位から67と伸ばした33歳のメリッサ・リード(英国)が通算19アンダーでツアー初優勝を果たした。
18番パー5、残り197ヤードの第2打を1メートルにつけるスーパーショット。イーグルで締めた渋野は、この4日間で最高の笑顔を見せた。17番でもピンに当てるショットで1メートルにつけてバーディー。「16番までは(気持ちが)病んでいたけど、最後に救われた」と安どの息をついた。
ただ、今大会は初日後半からグリーン上で苦しんだ。「(米国特有の)ポアナ芝にやられた。今日もかすりもしないパッティングがかなり多かった。ライン読みも距離感も全然合ってなかった。なえまくりました」
8日開幕のメジャー、全米女子プロ選手権は8月から始まった海外遠征の締めくくりだ。「来週は集大成。攻めの気持ちをメジャーに向けて、自分らしいゴルフができたら。コースの距離も(3週前の)ANAインスピレーションより短いだろうから。え?来週も6800ヤード?ありゃまあ」。ちなみに、グリーンはポアナではなくきれいなベント芝になる。