松山英樹、21位終戦 ロストボールに空振り「期待と今の状態、かみ合わないと…」
「米男子ゴルフ・CJカップ・最終日」(18日、シャドークリーク=パー72)
10位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は6番でトリプルボギーをたたくなど74と振るわず、通算6アンダーの21位に終わった。35歳のジェーソン・コクラク(米国)が2位から64で逆転し通算20アンダーでツアー初優勝。賞金175万5千ドル(約1億8400万円)を獲得した。
松山は6番のトラブルでつまずいた。左ラフからの第2打を引っかけ、長い草が生い茂る斜面に打ち込む。一緒に回っている選手やキャディーも探したが、見つからずロストボールに。打ち直しもグリーンに乗らず、5オン2パットのトリプルボギーとなり「少しずつ悪い方向に行ってしまった」
8、9番で連続ボギー。16番はグリーンそばから空振り。「ショットもパットも途中からうまくいかなくなった。期待と今の状態が伴っていない。期待が大きい分、ミスしたときの落ち込みが大きい。すべてかみ合わないと、今の状態では勝てない」と苦しい状況を語った。
22日からはZOZOチャンピオンシップ(カリフォルニア州)。日本から石川遼やプロに転向したばかりの金谷拓実も参戦する。