松山英樹、日本勢最上位28位もV遠く「悔しい」 次戦マスターズへ「調整しないと」

 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・最終日」(25日、シャーウッドCC=パー72)

 松山英樹(28)=LEXUS=は48位から66をマークして通算13アンダー、日本勢最上位の28位となった。28歳のパトリック・カントレー(米国)が65で通算23アンダーに伸ばし、逆転でツアー通算3勝目。小平智は通算12アンダーで35位、金谷拓実は11アンダーで41位だった。石川遼は63位、今平周吾と堀川未来夢は66位。星野陸也は昨年大会優勝のタイガー・ウッズ(米国)と並ぶ72位、関藤直熙は75位に終わった。

 昨年2位に入った大会を、上位に無縁なまま終えた。「優勝争いできないのはすごく悔しい」と松山。それでも最終日にボギーなしで6バーディーを奪い28位まで順位を上げ、終わってみれば日本勢最上位と地力は示した。「ミスショットがかなり少ないラウンドだった。そこはすごく良かった」と評価した。

 第3日のプレー後、ショット練習で「これかなというものが見つかった」と明かした。最終日は前半の13番で1メートル強のチャンスをつくって伸ばし、後半は一気に5バーディー。感じた手応えを実戦で確認した。

 今後はコロナ禍で4月から11月12日開幕に延期されたメジャー、マスターズ・トーナメントが控える。ようやく納得できるプレーはできたが「今のショットでは通用しない」。マスターズの舞台の難しさや特徴は8度の経験で深く知る。「今やっていることを早く固めないと。そして(多彩なショットを打てるよう)調整しないといけない。まだ、それができていない状況」と率直に語った。

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