ウッズ、笑顔で「ミスなかった」 マスターズ連覇へ初日自己最少タイ68
「米男子ゴルフ・マスターズ・第1日」(12日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
松山英樹(28)=LEXUS=は5バーディー、1ボギーの68で暫定5位につけた。昨年優勝のタイガー・ウッズ(米国)も68。悪天候で2時間45分中断したため44選手が日没までに回り終えることができず、13日に持ち越した。ポール・ケーシー(英国)が65で暫定首位。全米オープン選手権優勝のブライソン・デシャンボーは、62歳のラリー・マイズ(ともに米国)らとともに70で暫定21位。今平周吾は13ホールを終えて1オーバーで同64位。
知り尽くしたコースで4バーディー、ボギーなしにまとめたウッズは「ようやくショットとパットがまとまった。ほとんどミスのないラウンドだった」と白い歯を見せた。
プレー中も笑みがこぼれ、リラックスした表情。10番から出てパー5の13、15番でバーディー。パー3の16番はピン右奥から傾斜を使って数十センチにつける圧巻のショットを披露した。
折り返しての1番で6メートルのバーディーパットを決めガッツポーズ。ただ、この後はチャンスを生かし切れず「あと二つ、三つ入っていれば…」。23度目のマスターズで第1日の68は自身最少タイ。「このコースは経験がとても重要。幸運にも僕はよく理解している」と連覇へ自信を示した。