岩田&谷原 ベテラン勢惨敗…18番パー3をボギー、プレーオフならず

 18番、パーパットを外し肩を落とす谷原秀人
 18番、ボギーを叩いてプレーオフ進出ならず悔しさをにじませる岩田寛
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 「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・最終日」(6日、東京よみうりCC=パー70)

 チャン・キム(30)=米国=が通算8アンダーで逆転優勝した。自身がホールアウトした後、首位で並んでいた最終組の岩田寛と谷原秀人がともに最難関の18番パー3をボギーとして勝利が決まった。2020年内最終戦で、シーズンは21年と統合されている。

 最終組で優勝を争った東北福祉大出身の谷原と岩田はともに難関の18番パー3でパーセーブできず、プレーオフに持ち込めなかった。谷原は1打目をグリーンに乗せたが、強い傾斜を読み切れず3パット。5年ぶりの通算3勝目を目指した岩田は左ラフから絶妙な寄せを見せたが、1メートル強のパットを決められず、うなだれた。

 4年ぶりの15勝目を狙った42歳、谷原は「下手。もっとうまくならないと」とため息。39歳の岩田は16番から短いパットをことごとく外し「呼吸が浅くてずっと苦しかった。もっと練習していこうという気になった」と悔しさを隠すように話した。

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