渋野日向子 おしゃべり&パンで英気チャージ!悪天候中断のち順延…最終R仕切り直し

 「女子ゴルフ・全米女子オープン」(13日、チャンピオンズGC=パー71)

 最終ラウンドを開始したが、激しい雨のため3時間以上中断した後にそのまま14日に順延となった。通算4アンダー、2位に1打差の首位で迎えた最終組の渋野日向子(22)=サントリー=はプレーせず、他選手との雑談などで仕切り直しとなる最終ラウンドへの英気を養った。

 最終ラウンドが始まった1時間25分後の午前9時10分、中断を告げるホーンが鳴った。直後に小雨から大雨に変わり、コースにはあっという間に大きな水たまりができた。当初は一時中断と告げられたが、3時間半後に順延が決まった。

 「昨日より緊張感はなかった」という渋野は、いつも通りにウオーミングアップとスタート前練習をこなし、臨戦態勢を整えていた。順延決定後は一度雨がやみ、多くの選手は練習場に向かったが、渋野はクラブハウス付近で日米報道陣の取材に対応。「こうなることは予想していた。明日また頑張ればいい。目の前の一打に集中して、私らしいゴルフが18ホールできればいい」と落ち着いた表情を見せた。

 中断中はロッカールームのソファに座り、他の日本人選手とおしゃべりをしていた。「笹生優花ちゃんがこっちのおいしいパンを持ってきてくれた。ブルーベリージャムとピーナツバターの大きいの。それを食べていました」などと楽しそうに話した。

 仕切り直しの14日は曇り時々晴れの予報。気温は5~9度と、3日目の12日より10度ほど下がりそうだ。地面の状態の悪さも予想される。それでも、「寒い分、飛ばなくなると思う」と言いつつも「その中でまた頑張れたらいい」と前向き。勝てば日本人初のメジャー2冠となるが「午後から何しよう。ぼーっとしてきます」とリラックスムードだった。

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