松山英樹は首位と8打差37位 今季初戦、得意コースで出遅れ発進…
「米男子ゴルフ・セントリー・チャンピオンズ・第1日」(7日、ランテーションC=パー73)
松山英樹(28)=LEXUS=は3バーディー、3ボギーの73で首位と8打差の37位と出遅れた。2020年のツアー優勝者や昨季ポイント上位の42人が予選落ちなしで争う。21年初戦だがシーズンは昨秋に開幕している。前年覇者のジャスティン・トーマスが65をマークしハリス・イングリッシュ(ともに米国)とトップに並んだ。
松山の2021年最初のラウンドは33パットを要した。「練習をしてきたのでいけるかなと思ったけど…。足を引っ張った」と、期待を裏切るスコアに肩を落とした。
1番で2メートル半の返しが入らず、いきなり3パット。7番で2メートルのパーパットを外すと、8、9番は続けてつくった2メートル弱のチャンスを生かせない。12番で1メートルを決められず、この時点で2オーバーに。その後イーブンに戻したものの、バーディーを2オン可能なパー5でしか取れず「このコースではすごく悪い結果」で出遅れた。
この大会は15年、17年、18年に出場し3位、2位、4位になっている。12ラウンドの平均スコアは68・58の高水準で、かなりの得意コースだ。20年11月のマスターズ・トーナメント以来となった実戦で、抱えている課題が顔を出したが「一ついいパットが入ってくれればスコアは伸びる。上位にいけるように頑張りたい」と気を取り直した。