松山英樹、最下位タイの41位「スコアはようやく普通になった」 次戦巻き返しを期す
「米男子ゴルフ・セントリー・チャンピオンズ・最終日」(10日、プランテーションC=パー73)
松山英樹(28)=LEXUS=は1イーグル、6バーディー、3ボギーの68で回り通算4アンダーで最下位に並ぶ41位だった。31歳のハリス・イングリッシュ(米国)が通算25アンダーで並んだホアキン・ニーマン(チリ)をプレーオフ1ホール目で下し、2013年以来のツアー通算3勝目。賞金134万ドル(約1億4千万円)を獲得した。
松山は「スコアはようやく普通になった」と胸をなで下ろした。5番で7メートルのイーグルパットを沈め「今年一番長いパットが入った。うれしかった」と白い歯がこぼれた。後半は12番から4連続バーディー。打ち下ろしの最終18番は「距離も出ていたし、良かった」とドライバーショットを388ヤード飛ばし、バーディーで締めた。
このオフ、目沢秀憲氏をスイングコーチに迎えた。「(連絡を)取ったり取らなかったり。でも今の状態とかを話せたらいいなと思う」と最善の調整法を探りながら、パットに重点を置いて練習してきた。
過去3度全て4位以内の得意のコースで、まさかの最下位タイ。次戦は14日からのソニー・オープン。「今のままだと予選落ち濃厚。しっかり準備して優勝争いできるところまでもっていきたい」と巻き返しを期した。