石川遼 初日バーディー締めでイーブンパー「明日もすごく楽しみ」
「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・第1日」(14日、ワイアラエCC=パー70)
5年ぶり出場の石川遼(29)=CASIO=は、3バーディー、3ボギーのイーブンパー、99位タイスタートとなった。トップはピーター・マルナティ(米国)、ジェーソン・コクラク(同)、ホアキン・ニーマン(チリ)の3人が8アンダーで並んでいる。
インスタートの石川は11、16、17番とボギーを先行させたが、18番でバーディーを奪うと、後半アウトも6、9番と計3バーディーでイーブンに戻した。
今年で30歳の節目を迎える。今後のゴルフ人生を見据え、昨春から2カ年計画でスイング改造に取り組んでいる。2021年初戦の初日を終えて「後半すごくドライバーが良くなってきて、ここまでいい感じで打てるようになってきたんだな」と収穫を口にしながらも「全体的にはちょっと荒れ気味だったので、結構苦しかった」と振り返った。
「何とかゼロ(イーブンパー)まで戻ってきたので、明日にちょっとでもつながるようにと、最後まであきらめずにできた。明日もすごく楽しみです」と後半の修正と最終ホールのバーディー締めを前向きに捉えた。
今大会に日本勢は6人出場。松山英樹が4アンダーで首位と4打差の23位タイ、木下稜介は2アンダーの55位タイ、小平智と香妻陣一朗は1アンダーの72位タイ、金谷拓実は石川と同じイーブンパーで99位タイとなっている。