松山英樹、首位と5打差の13位タイで最終ラウンドへ「まだチャンスはある」
「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・第3日」(16日、ワイアラエCC=パー70)
3打差の7位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は1イーグル、3バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーでホールアウトした。単独首位のブレンダン・スティール(米国)と5打差の13位タイで最終ラウンドに臨む。
アウトスタートの松山は5番でボギーが先行したが、9番ロングでイーグルを奪うと、後半インは12、16、18番と3バーディーでスコアを伸ばした。
「ウッド系はよくないですけど、そのほかのショットはかなりいいできになってきている。明日もどれぐらいショットができるかというのは楽しみ。ここまでボールをコントロールできていたというのは長らくなかったので、そういう意味ではすごくよかった」と手応えを口にした。
一方、バーディーチャンスをことごとく決めきれなかったパッティングに関しては「元通り以下になりましたね」と苦笑い。「入っていないですけど、しっかり打てていて、ただ入らないだけ。ラインの読みが(ボール)1個、半個ずれているというところ。入ってくれれば10アンダーぐらいいきそうな雰囲気はあったので、明日はすべてがかみ合うことを祈りながら調整したい」と前向きに話した。
首位と5打差で最終日を迎えるが「相当なビッグスコアを出さないと話にならない。今日までのショットと昨日の後半のようなパットがあれば、まだチャンスがあると思うので、それをイメージしながらやりたい」と語り、練習場で調整に励んだ。
日本勢は小平智が69で回り、通算6アンダーの60位タイ、米ツアー初出場の木下稜介も69でホールアウトし、通算5アンダーの66位タイとなっている。