稲見萌寧、五輪へ意欲「可能性はゼロではない」 世界ランクは日本勢5番手
女子ゴルフで2019年から2年連続ツアー優勝した稲見萌寧(21)が27日、千葉市内で練習を公開し、東京五輪出場へ意欲を示した。原則6月28日付の世界ランキングで15位以内か、日本勢2番手以内に入れば五輪出場権を得られる。5番手の稲見は「可能性はゼロではない。どうしても出たい。(今年の日本ツアー初戦から)複数回優勝できたら」と意気込んだ。
19年は国内ツアーでのパーオン率が1位だったが、20年は「ショットの乱れがあった」と反省。新型コロナウイルス禍で練習環境が制限される中、このオフはキックボクシングを取り入れて下半身を強化する。「トップから切り返すときに右足で(地面を)押して蹴る感じが、パンチやキックの時の動きと似ている。体の横の筋肉をねじりながら使うのも同じ」と効果を実感していた。