松山英樹、浮上 7打差40位で予選通過「どうにかして、頑張りたい」
「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランス・オープン・第2日」(29日、トーリーパインズGC=パー72)
119位で出た松山英樹(28)=LEXUS=は7バーディー、3ボギーの68と伸ばし、通算2アンダーで40位に浮上した。首位と7打差。小平智は73と振るわず、通算イーブンパーで1打及ばず予選落ち。ビクトル・ホブラン(ノルウェー)が65をマークし、9アンダーでトップに立った。
比較的易しいノースコースでスコアを伸ばして予選通過圏内へ浮上した松山は「良かったなと思う」とうなずいた。4番で3メートル、6番で1メートル半、7番は2メートルのチャンスをものにし「前半はパットが良かったので、そこで三つ伸ばせたのは大きかった」。強い風雨と寒さに見舞われた後半も勢いを保った。第1日から不調のティーショットは「全然立て直せなかった」と、フェアウエーを捉えたのは6度だけ。それでも「1日で変わることもある。どうにかして、頑張りたい」と浮上へ闘志をのぞかせた。