女子ゴルフ世界ランキング７位の畑岡奈紗（２２）＝アビームコンサルティング＝が８日、主戦場の米ツアー出場のために成田空港発の便で米国へ出発した。マネジメント会社を通じてコメントを発表した。

　今季初戦となるゲインブリッジＬＰＧＡ（２５～２８日、フロリダ州）は自身の米国でのホームコース、レイクノナＧ＆ＣＣで開催される。「他より少しはコースのことを知っている。それをうまく生かして上位に入りたい」と意気込みを示した。

　昨年１２月に帰国後は２週間の自主隔離期間を経て、１月２日からトレーニングを再開。初打ちは６日で、クラブフィッティングをしながら渡米に備えていたという。現在の調子は「まだ１００％じゃないですが、ショットがいい感触を取り戻してきています。それを継続していきたい」と説明した。

　国内５勝、米国でも３勝を挙げているが、昨年は未勝利に終わった。「収穫はあまり感じることはできなかった。ショットがついているけど、パターを決められなかったという印象が強い」と振り返った。

　今年で米ツアーに本格参戦して５年目を迎える。「最低でも１勝はしたいし、できれば複数回優勝も」と目標を掲げた。