松山英樹 42位も悩むパットに光明「最後の3ホールすごく良かった」
「米男子ゴルフ・フェニックス・オープン・最終日」(7日、TPCスコッツデール=パー71)
松山英樹(28)=LEXUS=は4バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーで42位だった。74の小平智は3アンダーで63位。ブルックス・ケプカ(米国)が7位から65の好スコアで通算19アンダーに伸ばし、2019年7月以来となる米ツアー通算8勝目を挙げた。賞金131万4千ドル(約1億3800万円)を獲得した。
松山は悩むパットに光明が見えたという。前半の12番で4メートル、14番で2メートル半のパーパットを決めると15、17、18番でバーディー。終盤も7番で2メートル半、8番で4メートルの距離を沈めた。「最後の3ホールはすごく良かった」と手応えを明かした。
昨年12月にスイングコーチを依頼した目沢秀憲氏と合流した今大会は連日、調整を共にした。「毎日変えている」と話すパッティングで、最終日は膝やグリップの角度に変化が見られた。「試合でしか試せない。何かきっかけになるものを見つけようと思ったのが、意外と良かった」と前を向いた。