畑岡奈紗が米国へ出発「最低でも1勝したい」 五輪へは複雑な心境も
女子ゴルフの畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=が8日、主戦場の米ツアー出場のために成田空港から米国へ出発した。初戦は25日開幕のゲインブリッジLPGA(フロリダ州)で、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。
現在世界ランキングは日本勢トップの7位。東京五輪が開催された場合、代表の最有力候補だが「出たい気持ちはありますが、こういう社会状況なので『絶対にやりたい』とは言いづらい」とコロナ禍での複雑な心境を告白。「でも、もし開催が決まったら代表に選ばれるように頑張ります」と慎重に話した。
2020年12月に帰国後は2週間の自主隔離期間を経て、トレーニングを再開。初打ちは1月6日で「まだ100%じゃないですが、いい感触を取り戻してきています」という。
未勝利に終わった20年を「収穫はあまり感じることができなかった」と振り返る。米ツアー5季目となる今年は「最低でも1勝はしたいし、できれば複数回優勝」と目標を掲げた。