ウッズは刑事責任問われず 米地元捜査当局「純粋な事故」無謀運転などの事実はなし
米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で男子ゴルフのタイガー・ウッズ(45)が重傷を負った自動車の単独事故で、地元捜査当局は24日、ウッズが刑事責任を問われることにはならないとの見解を示した。ロサンゼルス郡のビヤヌエバ保安官は記者会見で「純粋な事故だ」と強調。無謀運転など罪を構成する事実は確認されていないと語った。
保安官事務所によると、ウッズは23日朝の事故当時、シートベルトを着用しており、飲酒や薬物の影響もなかったという。下り坂を「通常より速い」スピードで運転していたとみて、詳しい状況を調べている。
ウッズの車は中央分離帯を越えて反対車線側の縁石に乗り上げ、道路脇に横転、大破。病院に搬送され、右すねや足首の手術を受けた。ウッズの財団は23日夜の声明で、意識があり、会話はできる状態であることを明らかにした。