モリカワが米ツアー4勝目!重傷のウッズへ「早く回復してほしい」
「米男子ゴルフ・ワークデー選手権・最終日」(28日、コンセッションGC=パー72)
24歳のコリン・モリカワ(米国)が首位から69で通算18アンダーに伸ばし、昨夏の全米プロ選手権以来の米ツアー4勝目を挙げた。7位で出た松山英樹(29)=LEXUS=は74と振るわず通算8アンダーで15位だった。78をたたいた稲森佑貴は3オーバーで48位。
最終日はロリー・マキロイ(英国)やジャスティン・トーマス(米国)ら、赤いシャツと黒いズボンの選手が目立った。2月23日に自動車事故で重傷を負ったタイガー・ウッズ(米国)の“勝負カラー”だ。選手生命が危ぶまれるゴルフ界の顔への敬意を、そろって表現した。
マキロイは「タイガーがいなければ、ゴルフ界はこんな素晴らしいものになっていない」と実感を込めて語った。優勝したモリカワは「僕にとってタイガーは全て」と語った。そして優勝インタビューで「生きてくれていてよかった。早く回復してほしい」と呼び掛けた。