松山、出遅れ112位 居残り練習3時間超「グリーンのイメージ全然できなかった」
「米男子ゴルフ・プレーヤーズ選手権・第1日」(11日、TPCソーグラス=パー72)
松山英樹(29)=LEXUS=は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76で暫定112位と出遅れた。日没までに21人がプレーを終えられなかった。2008年大会覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が65で暫定首位。
インスタートの前半は「うまくマネジメントできた」とボギーなしで一つ伸ばした松山だったが、後半に自信が揺らいだ。1番でドライバーショットが大きく右に出てボギー。パー3の3番は「なんであんなに飛んだのか分からない」という1打目がグリーン奥へ入りダブルボギー。その後は「右に飛ぶんじゃないか、オーバーするんじゃないか」との不安が生じ、さらに後退した。
ウイルス禍で大会が途中で中止された昨年は、幻となった“第1日”に63をマーク。今年はショットの乱れを小技でカバーすることもできず、1年前より13打も多く要した。「グリーンのイメージが全然できなかったのが悔しい」と、3時間以上の居残り練習に励んだ。